ブルーレイディスクとHD DVDのシェア争いは現在のところブルーレイディスクが圧倒的にHD DVDに勝っているようです。
特にアメリカではこの傾向が顕著で量販店では100ドル以下のブルーレイディスク再生機も登場し、低価格化の波が高画質DVDにも及んでいます。
国内のブルーレイディスクとHD DVDについては、9月時点でブルーレイディスクやHD DVDと言った高画質DVDの割合はわずか1%台から11月には20%を超えているということです。
このように高画質DVDが急激にシェアを伸ばしているのはメーカー各社が10万円台前半という低価格の新旧を投入したことによります。
かつてのビデオのVHSとベータのように消費者にとっては互換性のないこのブルーレイディスクとHD DVDのシェア争いは、今後の機種選択の要ともなる重要な事ですが、
10?11月のメーカー別のシェア争いはブルーレイディスクを採用するソニーが57%松下(パナソニック)が32%と90%近くを占め、シャープが9%近くで東芝のHD DVDは2%となりました。
アメリカではブルーレイディスクとHD DVDは、熾烈な争いを展開していて購入者にはソフトをサービスするなどで購入を促進している状態で、価格を重視しておまけの多いほうを購入する場合が多く、今のところブルーレイディスクとHD DVDは互角の争いを見せています。
悪い東芝のHD DVDの再生機を100ドル以下で売り出し完売したり、DVDソフトを数本無料でつけたりしています。ブルーレイディスク陣営もブルーレイディスク再生機能を持ったプレステ3を値下げしてソフトも数本つけるという手に打って出ています。
調査では消費者の6割が高画質DVDは価格が下がるのを待つというので、今後のシェア争いを勝ち抜くのは、価格が大きい要素ということでしょう。
自分も価格が下がれば考えようと思います。価格が下がれば、購入者が増えるのでベータの二の舞いにはならないと思うからです。