ブルーレイディスク(BD)は、次世代DVDの規格争いで一歩有利にたっているようです。
ソニーや松下電器(パナソニック)が採用するブルーレイディスク(BD)規格にこの程、アメリカ映画の最大手であるワーナー・ブラザーズが今後販売するソフトをブルーレイディスク(BD)規格に統一すると発表したからです。
これでアメリカの大手映画会社6社のうち4社がブルーレイディスク(BD)を採用する事になります。年末商戦ではブルーレイディスク(BD)もHD DVDも互角では有りましたが、両方の規格でソフトを出しアメリカ映画の20%のシェアを占めるワーナー・ブラザーズが、ブルーレイディスク(BD)のみということになると、映画ソフトでは7対3でブルーレイディスク(BD)が優勢となります。
現在の次世代DVDプレーヤーの購入者は映画を見るために購入する人がほとんどで、映画ソフトにその売り上げが左右されるといっても良いかと思います。
ブルーレイディスク(BD)より劣勢の様子が見えるHD DVDですが、アメリカの年末商戦で格安価格でHD DVDプレーヤーの投入で検討をみせ、更に東芝は14日、北米向け次世代DVD規格の「HD DVD」プレーヤー(再生機)の価格を13日から最大で半額に引き下げた、と発表しました。
高画質DVDの映画ソフトを低価格の再生機で気軽に楽しめるとなれば、決着の行方はまだわからないようです。自分もそうですがブルーレイディスク(BD)とHD DVDの決着がつくまで様子見で、ハードの購入を控えているという人も多いのではないかと思います。