日曜劇場 大沢たかお

日曜劇場 大沢たかお主演の仁!
前回は、お初(畠山彩奈)の手術中に消えてしまった仁(大沢たかお)ですが、やはりあの子を助けることは出来なかったですね。助けることにより未来の自分の存在がなくなるのであれば、助けられるはずもありません。

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坂本竜馬にしても仁がいるにもかかわらず寺田屋事件が起こったことで、歴史は変わらず自分は結局何も出来ないのではないか、何のために自分はこの時代に来たのかと悩んでいます。

そんなとき鉛中毒になった坂東吉十郎を舞台に立たせたいと言う田之助の言葉に、命の危険があるから出来ないという仁ですが、田之助の「命の値打ちは長さだけなのか」に、言葉を詰まらせてしまいましたね。

長生きさせることばかりに気をとられていた仁にとっては痛い言葉だったのでしょう。

もしかしたら、自分は誰一人助けていないのかもしれない、所詮運命には逆らえないととジレンマに陥っている仁(大沢たかお)ですが、鉛中毒になった坂東吉十郎を治すことで、自分の運命を打ち破ろうとしているのでしょうか?

いつもとは違う様子の仁を咲(綾瀬はるか)は感づいて、医療とは延命のための行為だろうし運命に勝つとかまけるとは意味がないと諭しますが、では自分は何のためにココに来たのかとますます悩んでいるようです。

自分がなぜここにきたのか悩む仁に、一人一人の命を救う為だけに来たのではない、もっと大切な何か、世の営みを越えるもののために来たのではと言う咲の言葉に何か感じている様子でしたね。

吉十郎は息子の諭吉に自分お芝居を見せようと体に鞭打ちますが結局、舞台に立つことは出来ませんでした。でも、仁の作成した特性のギブスで、息子の前で芝居を見せることが出来、父の姿を見て諭吉も心を開いたようです。

結局、吉十郎はなくなってしまいましたが諭吉は、命を懸けて芝居を見せてくれた父を見て跡を継ぐ決心をしたわけですから、この辺りに仁がこの時代に送られてきた意味が見えたような気がしました。

次週の日曜劇場 大沢たかおの仁も見逃せませんね。

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