鼻水が出てきたり、のどがイガイガがしてきたら風邪のひきはじめの症状です。こじらせないうちに、早めに治してしまいましょう。

風邪のウイルスが進入してくると、体はウイルスに抵抗するため抗体を体内で作ります。この抗体がきちんと働くには、免疫機能が正常に働かなくてはなりません。
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免疫機能を高めるのは、睡眠不足やストレスは大敵です。わざわざ病院や薬局に出向いて治療や薬を買わなくても、十分な睡眠・休養により体の中に免疫や抗体というそれ以上の効果のあるものが作られることを知りましょう。

体の免疫力を高めるには、栄養ととることも欠かせない要素です。たんぱく質・炭水化物・ビタミン・ミネラル類をバランス良く取り、胃腸の調子がよくないなら、お粥（お粥といえども良くかんで食べないと唾液の酵素と混ざらないのでＮＧです。）など消化の良いものを取り、外的環境、室温や湿度もウイルスは高温多湿に弱いので、乾燥や温度に注意するようにするのが効果的と思われます。

冬場は空気が乾燥しているので、体の水分も失われがちです。水分補給は夏に限ったことではありませんので、こまめに水分の補給を心がけましょう。特に熱があるときには必要です。

風邪はウイルスが原因の場合、以前にもお話いたしましたように基本的には、治る薬はありません。
自分の風邪は自分の体で治すしかないのです。

となれば、温度湿度などの外的環境と睡眠や栄養などの内的環境を整える事により体が風邪を退治しやすい環境を作ってやることがが風邪を早く直すコツと言えると思います。

免疫力を高めるという事で最近注目されているのが、植物性乳酸菌の「ラブレ菌」です。腸に届いた「ラブレ菌」は腸内の免疫器官に作用して「インターフェロン」というウイルスなどの感染から体を守る働きをしてくれる物質を作る機能を強化してくれるというのです。

「インターフェロン」には、感染症やガンから体を守るＮＫ細胞を活性化する働きも認められていて、この「ラブレ菌」を摂取することで風邪にかかりにくい、かかっても治りやすい体を作ることが出来るというのです。

また、風邪と思っていても風邪と良く似た別の病気という事もなくはありません。3?4日しても症状が改善しないときには、医師の診察を受けましょう。

次回は、こじれた風邪の治し方です。

つづく・・・