インフルエンザのワクチンで鼻ワクチンが開発されているようです。
厚生労働省は12月4日インフルエンザが全国的に流行期に入った事を発表しました。
これは例年よりも1ヶ月ほど早いという事です。

今年も自分や子供はワクチンを接種しましたが、インフルエンザ鼻ワクチンができれば、痛い思いをしなくて済みそうです。しかも100％感染を予防できるというから驚きです。

というのは、このインフルエンザ 鼻ワクチンは、鼻の中に点鼻薬のようにスプレーして使うのだそうです。
ウイルスは、鼻の中の粘膜細胞に入り込み粘膜を破壊しながら増殖して行くのが特徴です。

ですから、粘膜の中にインフルエンザに対しての抗体を作ることが出来れば、ウイルスが粘膜に入り込もうとするのを阻止でいますので感染しない事になります。

今までのワクチンは、注射で接種するので痛い上に血液中に抗体を作るため症状を軽く済ませることは出来ても、粘膜から感染するため完全に予防する事は出来なかったのです。

しかし、インフルエンザの鼻ワクチンは、鼻の粘膜に吹きかけるだけで当然傷みもなく、従来のような予防接種のワクチンのように、型が外れると効かない事もなく、鳥インフルエンザにも有効という事です。

動物実験では今のところ100％ウイルスを予防しているといいます。
このように、痛みもなく流行の方にも左右されず完璧に予防するインフルエンザ 鼻ワクチンですが、実用化には5年くらいかかるそうです。

早くインフルエンザの鼻ワクチンが実用化され、つらい思いや痛い思いをしなくて良いようになるといいですね。