アロマについて基本の情報を書いてあります。アロマの特徴やアロマオイルの選び方からアロマセラピーについてなど初心者の方にもわかりやすく書いたブログです。
アロマセラピーやアロマオイルに興味がある、癒し効果の有るグッズを探している方の参考にしてください。
アロマが癒しにおすすめ
「病は気から」と申しますように、現代社会は色々なストレスが日常的ににかかってくるような状況下に有ります。
ストレスによって我々の免疫力は日々低下し、精神的にも肉体的にも疲れている人がたくさんいます。
アロマは、そんな日々のストレスから貴方を解放してくれる手軽で最良の「いやし癒しグッズ」であるとおもいます。
初めての方には、とっつきにくいかとは思いますが、初めて見れば、簡単で奥の深いアロマに貴方も虜になることうけあいです。
アロマセラピーとは?
日本でアロマセラピーが広まったのは、1985年に欧米から紹介された本の出版がきっかけでした。
その歴史はまだまだ浅いにもかかわらず、アロマ普及ぶりは目を見張るものがあります。
しかし、そんなアロマセラピーも
「アロマセラピーという言葉は知っているけど・・・・?」、
「使ってみたいけど、なんだか難しそう・・・」 、
「どうやって使ったらいいのかわからない・・・」
こんな方がとても多いのも事実です。
そこで、このページは、初心者の方へできるだけやさしく解説しようと思いました。
ぜひ、アロマを使いこなして、「香りの楽しさ」「香りのもつ力」を存分に堪能してください。
アロマに見る香りの持っている力
私たちは、普段何気なくさまざまな香りや匂いに囲まれて生活しています。
そして、意識するしないに関わらず、それらは私たちの心身に対して想像以上に大きな働きかけをしているのです。
例えば食事を考えて見ましょう。
どんな高級料理も視覚と味覚だけではおいしいとは感じないのです。
「匂い」があって食欲もそそられ、「ほんとにおいしい」と感じているのです。
味を感じる味覚細胞と匂いを感じる嗅覚細胞では圧倒的に匂いを感じる部分が多いのです。
また、花の良い香りをかぐだけで、穏やかな気分になったり、頭がすっきりすることもあります。
反対にに街中の悪臭でイライラしたり、気分が悪くなったりすることもあります。
ためしに鼻をつまんで、何かを飲んだり食べてみてください。
何かわからないようにして口に入れると本当にわからないはずです。
途中でつまんだ鼻から手を話したとたんに鼻腔に香りが広がって何が口にあるのかわかるはずです。
香りには個人的な記憶や好き嫌いが影響していることは確かです。
しかし、決してそれだけではなく、明らかにある薬理的な作用が存在しているのです。
アロマに応用される香りの効果
一例をあげるとオレンジやレモン・グレープフルーツといった柑橘類の香りは、うつ病、神経症といった精神科の症例に効果をあげることがわかっています。
サイプレスやサンダルウッド等は痰を排出して、気管支をスッキリさせる働きがあります。
植物にはさまざまな香りがあり、それぞれに特有の作用があります。
その中から私たちの体や心に役立つものを選び出し、最も効果的な方法で利用しようというのが、アロマセラピーの基本なのです。
そして、アロマセラピーは体のトラブルを部分だけでとらえずに、心も含めた全身的なものとしてとらえるのです
アロマセラピーと精油
精油の成分には薬理作用があり、それを突き詰めていくと医療と重なる部分が多くあります。
しかしアロマセラピーは、いわゆる医療ではありません。
植物の香りの力を借りながら、穏やかにトラブルを和らげ身心の健康を取り戻していこうとする自然療法なのです。
アロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)
因みにアロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)は違いが有ります。
エッセンシャルオイル=精油の事です。
名前の通り100%天然のものに許されている表記です。
アロマオイルは合成の香料などが入っていても許されている表記です。
合成が悪いと言う事ではないので、使用上の注意をよく読んで利用するようにしましょう。
アロマセラピーの歴史
古代からあった芳香の知恵
植物が持っている力を身心の癒しに役立てようという考え方は、数千年前の古代文明の時代からありました。
例えば、古代エジプトの壁画には、香油の壷や香炉を神にささげる人物が描かれており、「香り」の利用が当時の生活に根づいたものであったことを示しています。
インダス文明の遺跡からは、精油(エッセンシャルオイル)を抽出するための器具が発見されたという記録もあります。
また、2~3世紀の漢の時代にまとめられ5世紀末に再編された漢方の原典のひとつである「神農本草経」(しんのうほんぞうきょう)という書物には、「自然界で薬に使えるもの」として750種類の物質があげられていますが、そのうちの多くは植物なのです。
古代の人々の植物活用方法をそのまま現代に当てはめることはできないにしろ、アロマセラピーの根本をなす知恵は人類の文明のスタートとともにあったといってもいいでしょう。
西洋医学とアロセテラピー
精油は医薬であり、芳香療法は医療であったのです。
こう書くと驚かれる人もいるでしょう。
しかし、西洋医学の祖として知られるヒポクラテスや、「マテリア・メディカ(薬物誌)」(さまぎまな事物を研究、分類した本で、600種類もの植物が取り上げられています)を著した医師・ディオスコリデスらが活躍したローマ時代から18世紀にいたるまで、アロマセラピーは∃一ロッパで医学の重要な柱だったのです。
薫香や浸剤(煎じて使う方法)が主体だった芳香利用の歴史の中で、大きな進歩の転機になったのは、11世妃のイブン・シーナ(アラビア人の哲学者・医学者)による精油蒸留法の確立でした。
イブン・シーナが著した「医学典範(カノン)」は、その後長くヨーロッパの医科大学の教科書として使われ、精油とその応用方法は、中世ヨーロッパの修道院などで行われていた僧院医学さらには16世紀から盛んになったハーブ医学へと受け継がれ発展したのです。
現代のアロマセラピーの由来
植物の芳香を利用する長い歴史からみると、「アロマセラピー」という言葉自体の誕生はずっと新しく、20世紀の到来を待たなくてはなりません。
実験中に負った火傷がラベンダーの精油で回復したという自らの体験をきっかけに、精油の研究にのめり込んだフランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、1928年ころに名付けたのが「アロマセラピー」という造語なのです。
ガットフォセが命名したころから、アロマセラピーは精油の殺菌、消炎など薬理作用を研究する医療的な色彩が濃くなっていきます。
特にフランスではその傾向が強く、軍医として第二次世界大戦とインドシナ戦争に従軍した外科医ジャン・バルネは、精油から作った芳香薬剤で負傷者を治療した実体験をもとに「アロマセラピー」(邦訳「ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法」)を著し、多くの医師や薬剤師にその効果を伝えました。
現代のアロマセラピーは、いわゆる近代西洋医学とは一線を画し、大自然の力を穏やかに活用する療法として発展していますが、その発展の過程は、マルクリットモーリー、ロバートティスランドという二人の人物の存在を抜きには語れません。
マルクリット・モーリーは、精油を植物油で希釈してマッサージすることで身心のバランスを正常にするという方法論を示した生化学者です。
彼女の著書「最も大切なもの…若さ」は、イギリスのアロマセラピーに多大な影響を与え、ホリスティツク(全体的な)・アロマセラピーのきっかけとなりました。
一方のロバートティスランドは、モーリー夫人ら先人の理論や方法論を体系的にまとめあげた人物です。
その著書「芳香療法・理論と実際」は、母国イギリスだけでなく、日本のアロマセラピー界発展にも大きな役割を果たしたのです。
(双葉社発行:日本アロマセラピー協会監修「アロマセラピーの資格を取るための本」より)
エッセンシャルオイルの抽出法
エッセンシャルオイルは、植物の花や葉、茎・果皮・樹皮から特殊な方法で抽出されます。
その工程は時間も手間もかかります。
そのため、大量に生産は難しいのです。
アロマセラピーに使用する精油が高価な理由がここにあります。
アロマセラピーを行うセラピストはアロマオイル出なく、エッセンシャルオイル(製油)を使用します。
精油として、例えばバラの花びらからローズオイル1滴を取るのに、約30個のバラの花が必要なのです。
エッセンシャルオイルの代表的な抽出法を3つご紹介しましょう。
1.水蒸気蒸留法
現在、最も多く使われている方法です。
原料の植物を容器に入れ、下から水蒸気を送ります。
熱い水蒸気は植物の間を通過する時に、エッセンシャルオイルをしっかり溶かし込んで次の冷却器へ進みます。
冷却器で冷やされると、水蒸気と芳香成分が液体となります。
これを容器で受けると、水とこれに溶けない芳香成分(精油:エッセンシャルオイル)が得られます。
油は水の上に浮きますから、この部分だけを取り出すのです。
ちなみに、下に残った水が「ハーブウォーター」です。
「ハーブウォーター」にも水に解けやすい芳香成分が含まれており、その香りと作用を利用して、「全身肌水・ナチュラルフローラルウォーター」が作られます。
2.圧搾法
レモン、グレープフルーツ、ベルガモット等、果物の皮から抽出する場合によく利用されます。
果皮を手や機械で押しつぶして取り出す方法です。
3.冷浸法(アンフラージュ)
ジャスミンやバラなど花びらから抽出する時によく使う方法です。
動物性の脂肪や植物油を塗ったトレーに花びらをのせ、花びらのオイルをトレー上の油脂に吸収させる方法です。
この後、精油を油脂から分離・精製します。
精油の効果
精油は多成分からなる混合物です。それぞれの成分がなんらかのそして、何がしかの作用を私たちの心身におよぼします。
例えば、「バラ(ローズ)」の精油には、主要なもので、ゲラン酸(酸)、シトロネロール、ゲニオール、ファルネソール、ネロール(アルコール)、オイゲノール(フェノール)、ミルセン(テルペン) といった成分が含まれています。
これらの成分が、単独であるいは相乗的に作用し、緩下、強肝、健胃、催淫、殺菌等など作用を発揮するのです。
また、テルペン類には、ほかの成分の持つ毒性を和らげる効果があります。
このような相互関係が、いわゆる化学的に合成された薬品とは違う精油の穏やかな作用につながっているのです。
以下に精油の持つ作用を整理してみましょう。
心身への作用
心身をリラックスさせる作用で、精油に含まれる化学物質ではエステル環、セスキテルペン類に鎮静効果のあることがわかっています。
とくに、ラベンダーの酢酸リナリルは鎮静作用を持つ代表的なエステル類です。
鎮痛作用
一口に鎮痛といっても、麻酔のような作用だけでなく、炎症を和らげて痛みを取る、血行を良くして痛みを取るなどいろいろな作用があります。
鎮痛作用を持つ精油の化学成分例をあげると、カモミールに含まれるアズレン、カマズレンには医薬品としても利用される抗炎症作用があります。
ペパーミントなどに含まれるメントールは頭痛に効果的です。
また、クローブは昔から歯痛の薬に使われていますが、これはオイゲノールという成分の作用によるものです。
消化と食欲の増進
胃腸の消化活動を高めたり(健胃)、食欲を増進する作用で、オレンジやベルガモットなど柑橘系の精油には、消化器官の活性化に効果があります。
コリアンダーやフエンネル、キャラウェイなどに食欲増進作用があるのは、これらが香辛料としても使われていることからもよくわかります。
ホルモン調節作用
精油の香りが大脳辺縁系を通してホルモン分泌をコントロールする視床下部に伝わることは前にも書きました。
このルートとは別に精油の成分とホルモンの構造が似ていることで作用する場合もあります。
クラリセージに含まれるスクラレオールはその代表例です。
去痰作用
痰を溶かして排出させやすくする作用で、ケトン類、ラクトン類、オキサイド類といった化学成分を含む精油にその効果があります。
ユーカリに含まれる1,8-シネオールはその代表例です。
身心への作用にはこれらのほかに、心や体の活動を刺激して高める「刺激作用」、「強壮作用」があります。
免疫の働きを活性化する「免疫賦活作用」、「利尿作用」、けいれんを鏡める「鎮痙作用」などがあります。
皮膚への作用
スキンケアに役立つ作用で、皮庸を引き締める「収斂作用(アストリンゼント作用)」と、皮膚に潤いを与える「保湿作用(ェモリエント作用)」があります。
フランキンセンス、シダーウッド、ネロリ、ミルラ、サイプレスなど多くの精油がこの作用を持っています。
細菌やウィルス等に対する作用
いわゆる「殺菌作用」や菌の増殖を抑える「抗菌作用」、ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス作用」、カビ(真菌)の増殖を抑える「抗真菌作用」、「殺虫・虫除け作用」などで、水酸基(OH基)を持つフェノール類、アルコール類を含む精油にはこういう作用があります。
エッセンシャルオイルの使い方
精油は少量で効果的に働くので、いつもの暮らしに少し香りを取り入れてみると小さな自然にきっと出逢えます。
お部屋やお車に香りを
ハンカチやコットンに1~3滴落として傍に置くだけで、天然ハーブの香りが楽しめます。
芳香器を使って室内に香りの空間を演出
加熱式のアロマライトの上皿に、直接1~6滴落としてランプをつけます。
ほのかな明かりとハーブの香りの相乗効果で、すてきな空間を演出できます。
精油を室内に香らせて、その芳香を楽しむと同時に嗅覚を通して作用を体内に取り入れる方法です。
シダーウッドやラベンダー、ティートリーなど殺菌作用の高い精油なら部屋の消毒にも有効です。
芳香浴の器具(芳香拡散器)にはバーナーや蒸発器があります。
バーナーは、精油を1~5滴たらした少量のお湯を上皿に入れ、それを下から加熱して揮発させるという方式です。
熱源にろうそくの火を使うタイプと電気式のタイプがあります。
また、蒸発器は内蔵ファンによって精油の混じった蒸気を室内に拡散するものです。
火を使うろうそくやバーナー式のものはご使用時の安全性を考慮して、お勧めしておりません。
夜疲れた時に、ついいい気持ちになって眠ってしまうこともあるくらいの癒し効果を期待できるアロマの香りです。
そんな時の安全性はしっかり確保してお使いになることが大事です。
もっと手軽にというのなら、ティッシュペーパーやハンカチに精油を1~2滴落としたり、ティーカップなどに熱湯を入れて精油を数滴たらすのもおすすめの方法です。
ただ、芳香拡散器にくらべると効果の持続時間は当然短くなります。
デスクの片隅に アロマブリーズを置いて香りのそよ風を受けながらお仕事すれば気分もよくなり効率もよくなるでしょう。
ポプリや造花に香りをプラスして癒し空間
ドライポプリや造花に1~6滴落とし、玄関やテーブルの上に。置き場所に合わせて香りをお選び下さい。
お風呂に落としてアロマバス
バスタブに1~6滴落としてよくかき混ぜてから入浴して下さい。
天然ハーブの香りで、リラックス&リフレッシュしましょう。
※檜風呂なら、『ヒノキオイル』を落とすだけで、天然木と精油の心地よい香りに包まれて至福のときを過ごせるでしょう。
檜風呂、ユズ湯、菖蒲湯など植物湯の知恵は古くからありましたが、手間がかかることもあって、とくに家庭風呂でそういう体験をすることはほとんどなくなりました
しかし、精油を入浴剤として使えば、簡単に自然の植物の香りにひたる入浴空間を作ることができます。
香りをかぐ、湯気を吸入する、皮膚からの浸透とすべてのルートから精油の作用を取り入れられると言うわけです。
しかも入浴自体にリラックスなどいろいろな効果があるので、それとの相乗効果も期待できるのです。
ただし、精油を入浴時に使用するには注意が必要です。
精油はほとんど水に溶けないため、お湯に直接入れるとき、精油を入れ過ぎてしまうと十分に拡散されず肌や粘膿に直接触れてしまい、精油の種類によっては肌に対しての刺激となる場合があるのです。
そこで、刺激を防ぐために精油を希釈してお湯に入れて使用する方法もあります。
お風呂で精油の使い方
精油を希釈するときは、キャリアオイル(べ一スオイルともいう)という植物油を使うのがふつうです。
キャリアオイル10mlに精油5滴以下を加えてよく溶かしてから、バスタブに入れるという方法です。
なお、入浴専用として乳化剤の入ったバス用ベースオイルも市販されています。
天然塩に精油を混ぜる希釈方法もあります。
天然塩50gに精油4~5滴を加えるのがバスソルト作りの目安です。
入浴時の湯温や入浴時間は、リラックスしたいときはぬるめで長く、しゃきっとしたいときは熟めで短時間というように、目的によって変わります(もちろん精油も変えます)。
リラックス目的で長時間入浴するなら、みぞおちあたりまで湯につかる半身浴も体に負担の少ないいい方法です。
半身浴のときは、全身浴よりも少ない3滴以下の精油でいいでしょう。
いずれの場合もお湯をバスタブにはって入浴する直前に精油を入れるようにします。
精油は熟で揮発するので、時間がたつとせっかくの効果が逃げてしまいます。
部分浴にアロマを活用
時間がないとか、病気などで入浴できないときに、気軽にアロマセラピーを楽しむ有効な方法が体の-部だけをお湯につける部分浴です。
手浴
洗面器やシンクにお湯をはり、精油を3滴以下たらしてよくかきまぜてから、両手首までを浸します。時間は10分間ほど。想像以上の気分転換になります。
足浴
洗面器かバケツにお湯をはり、精油を3滴以下まぜて両足首までをひたします。時間はやはリ10分間程度。疲れが取れるほか冷え性の人にも効果があり、冬場などはこれだけで体がぽかぽかしてきます。
座浴
痔、膣カンジダ症、かゆみなどの症状を和らげるのに効果のある方法です。ベビーバスやたらいにお湯をはり、入浴に使うのと同じ希釈した精油をまぜて10分間ほどお尻を浸します。 ◆こころを解きほぐすアロママッサージ お好きなオイルをブレンドして、気の合うパートナーと一緒ならもっと効果的。
アロママッサージのやり方
精油を使ったアロママッサージもアロマセラピーの大きな柱です。
精油の吸入、皮膚からの浸透に体をもみほぐすことの効果が加わるとても有効な方法なのですね、
アロマセラピーを職業にする人の多くもアロママッサージを重視しています。
アロママッサージでは、精油をキャリアオイルで希釈して作ったブレンドオイルを使用し、精油を直接肌につけることは絶対にありません。
ブレンドオイルは、キャリアオイルの量(1回で使い切るのが原則)に対して濃度が1%以下になるように精油の滴数を計算して作ります。
例えばキャリアオイル20mlなら精油合計4滴というように。1%はひとつの目安なので、もっと薄くてもかまいません。
ブレンドオイルができたら、それを少し手にとってトリートメントする部分にのばし、さすったりもんだりします。
家庭で自分や家族に対して行うのなら、専門的な手技の知識は不要です。
いつものように肩をもむ、これにブレンドオイルを加えるだけで、気持ち良さは倍増するはずです。
家庭で自分だけのためにが前提ですが、精油を使って化粧水やスキンケアオイル、ハンドクリームなどを作ることもできます。
アロマで湿布をする
頭痛や腰痛といった局所的な症状や便秘、下痢などに対しては、湿布を使うこともあります。
洗面器にお湯を入れて精油を1~2滴落とし、タオルや木綿の布を浸したあと軽く絞って患部に当てがうという方法で、布をラップでおおい、さらにタオルを巻くと効果的です。
温湿布のほかに冷湿布という方法もあります。
エッセンシャルオイル(精油)ノートとは?
ノートとは、エッセンシャルオイル(精油)の揮発する度合いを表したものです。
香りの立ち上がり方を示したものと理解しておけば良いでしょう。
揮発性の芳香物質であるエッセンシャルオイル(精油)は、空気中にその成分を拡散させていきますが、その揮発するスピードや香りの持続する時間は、精油の種類によって大きく異なります。
多くの香水は、つけはじめの香りと数時間たったときの香りが微妙に異なりますが、これはノートの異なる精油を複数ブレンドしているためです。
ノートは大きく3つに分類されます。
トップノートとは
立ち上がりの早い香り。香りは30分から2時間程度持続します。
オレンジやレモンなどの柑橘系や、ペパーミントなどのメントール系はトップノートに分類されます。
ミドルノートとは
ゆっくりと立ち上がる香りをいいます。
香りは2時間から6時間程度持続します。
イランイランやゼラニウム、ジャスミンなどの花系の多くはミドルノートに分類されます。
ベースノートとは
安定的に持続する香り。香りは6時間から数日程度持続します。
サンダルウッドやベンゾインなどの樹木・樹脂系の多くはベースノートに分類されます。
ノートの分類は基本的に3種類ですが、実際にはトップとミドルの中間や、ミドルとベースの中間の香りなども結構あります。
エッセンシャルオイルの選び方
たくさんあるエッセンシャルオイルの中から、どれを選んだらよいか。だれしも迷うところではあります。
基本的には、「好きな香り」を選べばよいわけですが、インターネットで香りをお伝えするのはなかなかに難しいですね。
そこで、「全く初めて」と言う方なら、まずは、ラベンダーかティートリーを試します。
これなら、「香りよし」「効きめよし」「直接触れても安全」と、三拍子揃ったオイルです。
ですから、いろんな方法で存分に楽しんでいただけます。
その時の気分や、からだの調子などで選ぶアロマ
おすすめは、プロのブレンドによる【ボルクンのアロマオイル】が失敗の少ない道でしょう。
奥行きのある香りを楽しめます。
中級、上級の方へは、ここで余計なことを言うまでもないでしょうね。
お好きな香り、効能・効果、ブレンドなど、利用の形をそれぞれに工夫することそのものが愉しみなのです。
エッセンシャルオイルは、100%ピュアな高品質のものを選びましょう。
アロマセラピーで最も大切なのは、質の高いエッセンシャルオイルを使うことです。
安価に市販されているものの中には、有機溶剤で薄めたり、合成香料を使ったりしているものもあります。
その点、マギーティスランド及びボルクンの製品は、100%ピュアなエッセンシャルオイルとそれを使ったブレンドオイルですから、安心してお使いいただけます。
自信をもつておすすめできる信頼のブランドです。
香りで選ぶエッセンシャルオイル
花の香り
☆ラベンダー ~トップノート
フローラルで優しい洗練された香り。緊張感をときほぐし、気分を穏やかに。
☆ローマンカモミール ~ミドルノート
青りんごを思わせる、ほのかに甘く優しい香り。くつろぎのある、安らいだ気分に。
☆ゼラニウム ~ミドルノート
甘美で優雅な芳しいフローラルの香。気持ちのバランスを整え、くつろいだ気分に。
☆ネロリ ~ミドルノート
優しく甘い、上品で洗練された女性的な香り。心地よいリラックス感をもたらします。
☆バラ~ミドルノート ~ベースノート
花の女王の名にふさわしい、甘美で優雅な香り。幸福感を与え、ゴージャスな気分に。
ローズオットー ~ミドルノート~ベースノート
豊かさと気高さを備えた最高級のバラの香り。落ち込んだ気分に自信と幸福感を。
☆ジャスミン ~ミドルノート~ベースノート
甘く優しい、エキゾチックで魅惑的な香り。気分をやわらげ、ロマンチックなムードに。
☆ボダイジュ花(リンデン) ~ベースノート
優しさのあるエレガントで心地よい香り。幸福感を高めて心に自信を。
草原の香り
☆バジル ~トップノート
フレッシュですがすがしいスパイシーな香り。気分をクリアにし、集中力を高めたい時に。
☆ペパーミント ~トップノート
ミントならではのスッとして刺激的な爽やかな香り。頭をスッキリさせ、気分を一新。
☆タイム ~トップノート~ミドルノート
甘味のあるハーブ調のハッキリとした香り。気分を明るくし、リフレッシュします。
☆クラリセージ ~トップノート~ミドルノート
甘いナッツのような、ハーブ調の芳しい香り。落ち込んだ心を癒しましょう。
☆マージョラム ~ミドルノート
やや甘く、フレッシュなハーブ調の心地よい香り。穏やかな落ちついた気分に。
☆ローズマリー ~ミドルノート
しみとおるように刺激的で、すがすがしい香り。記憶力、集中力を高め、頭をスッキリと。
柑橘系の香り
☆オレンジ ~トップノート
甘くフルーティーな柑橘系の香。疲れや緊張を解きほぐし、明るく爽やかにします。
☆グレープフルーツ ~トップノート
甘酸っぱくみずみずしい柑橘系の香り。気持ちを鎮め、スッキリとした気分に
☆レモンバーベナ ~トップノート
デリケートでクールなレモンに似た柑橘系の香り。心身が爽やかにリフレッシュ。
☆ベルガモット ~トップノート
柑橘系の爽快感をややフローラルにした甘い香り。心をクリアにし、明るい気分に。
☆レモン ~トップノート
心にしみとおるような爽快感あふれる柑橘系の香り。気分を明るく、スッキリとリフレッシュ。
☆レモングラス ~トップノート
レモンの爽やかさをややグリーン調にした香り。心を前向きなエネルギーで満たしたい時に。
☆メリッサ ~ミドルノート
クールで甘い、洗練された柑橘系の香り。落ち込んだ心に元気と明るさを取戻したい時に。
森の香り
☆ティートリー ~トップノート
清潔感のある、ややシャープな香り。お部屋の空気や気分のリフレッシュに。
☆ニアウリ ~トップノート
ユーカリに似た、すっとした爽やかな香り。頭をスッキリさせ、集中力を高めたい時に。
☆ユーカリ ~トップノート
刺激的な爽やかさのある、グリーン調の香り。頭をリフレッシュさせ、爽快な気分に。
☆ラバンサラ ~トップノート
爽快感のある樟脳のような香り。思考をクリアにし、記憶力や集中力をつけたい時に。
☆ヒノキ ~トップノート~ミドルノート
シャープでさわやかな香り。カンファー臭が森林浴気分を高めます。
☆プチグレン ~トップノート~ミドルノート
ネロリよりもややドライでフレッシュな香り。親しみやすい香りで、ゲストのおもてなしに。
☆ジュニパー ~ミドルノート
松葉のような、心にすっとしみ込むような香り。森林浴の深いリラックス感を楽しめます。
☆ マートル ~ミドルノート
やや甘く、フレッシュなハーブ調の心地よい香り。穏やかな落ちついた気分に。
☆ローズウッド ~ミドルノート
ウッディ・フローラル調の甘い香り。憂うつ感、疲れを感じた時、明るい気分に。
☆サイプレス ~ミドルノート~ベースノート
松の香に似た、ややシャープでウッディな香り。まるで森林浴をしている気分に。
☆ 乳香(フランキンセンス) ~ミドルノート~ベースノート
ウッディでわずかにスパイシーな深みのある香り。森林浴に似たリラックス感を。
☆ シダ-ウッド ~ベースノート
ウッディでしみ込むような甘さとスパイシーな辛さが交差する神秘的な香り。落ち着いた雰囲気に。
エキゾチックな香り
☆パルマローザ ~トップノート
ゼラニウムをややドライにした柑橘系の香り。気分を爽やかにリフレッシュ。
☆イランイラン ~ミドルノート~ベースノート
「愛の雫」と呼ばれる、官能的でエチゾチックな香り。お部屋のムードづくりに。
☆ サンダルウッド ~ベースノート
リッチで甘くウッディなオリエンタル調の香り。心を開放し、瞑想的な雰囲気に。
☆パチュリー ~ベースノート
ウッディなオリエンタル調の香り。心を穏やかにし、前向きな気持ちにさせてくれます。
☆ ベチパー ~ベースノート
大地を思わせるような、深みのある神秘的な香。心を落ち着かせ、自信をつけたい時に。
精神的効能で選ぶエッセンシャルオイル
リラックスしたい ホッと一息入れたい時
☆イランイラン・・・・・心を穏やかにする
☆クラリセージ・・・・・緊張をほぐし、平常心に戻す
☆ サンダルウッド・・・・自分への信頼感を高め、充実感を抱かせる
☆オレンジ・・・・・・・不安や緊張をほぐす
☆ゼラニウム・・・・・・憂うつ感を鎮めて、精神を安定させる
☆ネロリ・・・・・・・・憂うつな気分を抑えて、心を明るくする
☆フランキンセンス・・・心を落ち着かせる
☆ラベンダー・・・・・・精神のバランスを整える
☆ローズ・・・・・・・・不安や緊張を和らげ、心を鎮める
☆ローマンカモミール・・心を穏やかに保つ
時間に余裕があるなら、アロマライトにフローラル系のオイルを落として、室内をやわらかい香りで包みましょう。
試験前や仕事で人に会う時など一時的に緊張を和らげたい時には、ハンカチやティッシュに含ませて、ゆっくりと吸い込むとよいでしょう。
単 品
サンダルウッド、オレンジ、フランキンセンス、ラベンダー
ブレンド
サンダルウッド+ゼラニウム+ラベンダー(1:2:3)
イランイラン+オレンジ+ローマンカモミール(2:2:1)
緊張をほぐして、ここ一番に備えたい
☆サンダルウッド ・・・自分への信頼感を高める
☆オレンジ ・・・不安や緊張をほぐす
☆フランキンセンス ・・・こころを落ち着かせる
☆ラベンダー ・・・精神を安定させる
☆ローマンカモミール ・・・こころを穏やかにする
パニック&ショックから平常心を取戻したい
☆イランイラン ・・・動悸や混乱を鎮める
☆クラリセージ ・・・緊張をほぐし平常心に戻す
☆サンダルウッド ・・・自信を回復し充実感を抱かせる
☆ネロリ ・・・ショックや悲しみを和らげる
☆ラベンダー ・・・精神のバランスを整える
イラつきが抑えきれなく、今にもきれそうなとき
☆イランイラン ・・・興奮を鎮める
☆フランキンセンス ・・・心を落ち着かせる
☆ペパーミント ・・・気持ちを冷静にする
☆ラベンダー ・・・精神を安定させる
☆ローマンカモミール ・・・こころを穏やかにする
寝つきが悪い時
☆サンダルウッド ・・・緊張を和らげる
☆オレンジ ・・・不安や緊張をほぐす
☆ネロリ ・・・心を穏やかにして安眠を促す
☆ラベンダー ・・・心地よい眠りを誘う
☆ローマンカモミール ・・・ストレスを和らげる
芳香浴
おやすみ前に、アロマライトでお部屋全体を香らせておく方法がよいでしょう。
また、おやすみ前にティーカップにお湯を入れ、これに1,2滴のエッセンシャルオイルを落とし、その蒸気をゆっくり吸引するのもよい方法です。
お手軽な方法としては、オイルを含ませたコットンを枕の中やパジャマのポケットに入れたり、あるいは、枕の裏にほんのちょっとだけオイルを落とすだけでも十分です。
☆単 品
オレンジ、ネロリ、ラベンダー、ローマンカモミール
☆ブレンド
オレンジ+ラベンダー+ローマンカモミール(2:3:1)
サンダルウッド+ラベンダー+グレープフルーツ(1:3:2)
マッサージ
ベッドに入る10~15分ぐらい前に、首筋や肩、背中をマッサージして、筋肉の緊張をほぐしておきます。
☆単 品
ネロリ、ラベンダー、ローマンカモミール
☆ブレンド
ネロリ(1滴)+ラベンダー(4滴)+ローマンカモミール(1滴)
オレンジ(2滴)+ローマンカモミール(1滴)+イランイラン(3滴)
入浴
おやすみ前の入浴が一番穏やかな眠りを誘います。
ゆっくりとつかって身体を温め、香りが残っているうちにベッドに入りましょう。
☆単 品
オレンジ、ラベンダー、ローマンカモミール
☆ブレンド
オレンジ(1滴)+ネロリ(2滴)+ラベンダー(3滴)
サンダルウッド(1滴)+ラベンダー(4滴)+ローマンカモミール(1滴)
焦りや不安や心配ことを考えて、落ち着かないとき
☆クラリセージ ・・・不安を和らげストレスを軽減する
☆グレープフルーツ ・・・緊張を解き気持ちを鎮める
☆ゼラニウム ・・・精神を安定させる
☆ネロリ ・・・気分を高揚させ明るくする
☆ローズ ・・・不安や緊張を取り除く
芳香浴
ハンカチやティッシュに含ませて直接嗅ぐ時には、ストレスに効果的なグレープフルーツがオススメです。
香りもとってもさわやかです。
アロマライトなどの芳香貴を使う時には、不安を和らげ、満ち足りた気分にしてくれるサンダルウッド(白檀)も加えてみましょう。
☆単 品
グレープフルーツ、ゼラニウム、ネロリ、ローズ
☆ブレンド
グレープフルーツ+ゼラニウム+サンダルウッド(3:2:1)
クラリセージ+グレープフルーツ+ラベンダー(1:3:2)
マッサージ
マッサージによるリラックスは、心配事や不安から来るストレスを和らげ、気持ちもほぐしてくれます。
好みの香りを選んで、お休み前に肩や首筋を中心に行います。
パートナーがいれば、背中も一緒にしてもらいましょう。
☆単 品
ゼラニウム、ネロリ、ローズ
☆ブレンド(キャリアオイル30mlに対して、精油6滴が目安)
グレープフルーツ(1滴)+ゼラニウム(4滴)+ネロリ(1滴)
ゼラニウム(4滴)+ローズ(2滴)
入浴
ネロリやローズといった心を明るくさせ、幸福感を呼び起こす花の香りで、リラックスしてみましょう。
☆単 品
ゼラニウム、ネロリ、ローズ
☆ブレンド
ゼラニウム(4滴)+ローズ(2滴)
クラリセージ(1滴)+グレープフルーツ(1滴)+ゼラニウム(4滴)
リフレッシュしたいとき
☆グレープフルーツ ・・・ストレスを和らげ心を落ちつかせる
☆ジャスミン ・・・憂うつな気分をなくし幸福感を与える
☆ジュニパー ・・・精神をひきしめ強くする
☆オレンジ ・・・憂うつ感をなくしてリフレッシュ
☆ゼラニウム ・・・精神のバランスを整える
☆ペパーミント ・・・精神を刺激してリフレッシュさせる
☆ ベルガモット ・・・自分に自信を持たせ心に活力を与える
☆レモン ・・・精神を刺来して集中力・記憶力を高める
☆ローズウッド ・・・ストレスを和らげ気分を高揚させる
☆ローズマリー ・・・精神を刺激して元気にする
芳香浴
ほんの少し香るだけでも、意外とリフレッシュできるものです。
コロンや化粧水のスプレーの空き瓶などを利用して、ちょっと一吹きしましょう。
オフィスなどでもお手軽に楽しめますし、ハンカチやティッシュにも一吹きしてみませんか。
☆単 品
グレープフルーツ、オレンジ、ゼラニウム、ペパーミント
ベルガモット、レモン、ローズマリー
☆ブレンド
オレンジ+ゼラニウム+ペパーミント(3:2:1)
ジュニパー+レモン+ローズマリー(1:2:3)
マッサージ
筋肉がほぐれれば、自然と気分も軽やかになってきます。
ゆっくりと、時間をかけて、香りと感触を楽しみながら全身をマッサージしましょう。
お顔のマッサージも効果的です。
表情豊かな明るい笑顔がなにより素敵ですよ。
☆単 品
ジャスミン、ゼラニウム、ローズウッド、ローズマリー
☆ブレンド
ジャスミン(1滴)+ゼラニウム(2滴)+ローズウッド(3滴)
ジュニパー(2滴)+レモン(1滴)+ローズマリー(3滴)
入浴
ちょっと熱めのお湯に、刺激性のあるローズマリーやジュニパーを使うと、心も身体もシャキッとします。
ただし、量は控えめにしましょう。
☆単 品
ジュニパー、ゼラニウム、ローズウッド、ローズマリー
☆ブレンド
ジャスミン(1滴)+オレンジ(2滴)+ゼラニウム(3滴)
ジュニパー(1滴)+ローズマリー(3滴)+ラベンダー(2滴)
やる気が起きず無気力、無感動なとき
☆ジャスミン ・・・憂うつな気分をなくし幸福感を与える
☆ジュニパー ・・・精神をひきしめ強くする
☆ゼラニウム ・・・気持ちを高めて明るくする
☆ ベルガモット ・・・自分に自信を持たせ心に活力を与える
☆ローズマリー ・・・元気にしてヤル気を引き出す
芳香浴
香りで満たされた心地よい室内に30分程身を置くだけで十分リフレッ シュできます。
また、コットンやハンカチに含ませて、朝起きがけに香り を嗅いだり、オフィスのデスクの上に置く方法もあります。
スーッとした柑橘系の香りなら、心を前向きにさせ、集中力も養います。
☆単 品
ジュニパー、ゼラニウム、ベルガモット、ローズマリー
☆ブレンド
ジュニパー+ベルガモット+ローズマリー(1:2:3)
ゼラニウム+ベルガモット+ペパーミント(2:3:1)
マッサージ
積極的な自信を生み出し、精神のバランスを整えるオイルを使って、ストレスを受けやすい首や肩を念入りに揉みほぐしていきます。
☆単 品
ジャスミン、ゼラニウム、ローズマリー
☆ブレンド(キャリアオイル30mlに対して、精油6滴が目安
ジュニパー(2滴)+ベルガモット(2滴)+ローズマリー(2滴)
ジャスミン(1滴)+ゼラニウム(3滴)+ベルガモット(2滴)
入浴
特にお勧めしたいのが朝の入浴。刺激性のオイルを使えば、バッチリ気分転換ができます。
お風呂に入る気力もない時には、元気の出る音楽を聞きながら、ハンドバスやフットバスもよいでしょう。
☆単 品
ジュニパー、ゼラニウム、ローズマリー
☆ブレンド
ジュニパー(1滴)+ベルガモット(2滴
ゼラニウム(3滴)+ローズマリー(2滴)+オレンジ(1滴)
仕事や勉強に集中したいとき
☆パジル ・・・頭脳を明晰にする
☆ペパーミント ・・・眠気を覚まして頭をすっきりさせる
☆ユーカリ ・・・集中力を高める
☆レモン ・・・精神を刺激して記憶力を強化する
☆ローズマリー ・・・脳を刺激して集中力を高める
芳香浴
仕事や勉強など、神経を集中する時には、アロマライトなどで断続的に香りを拡散させる方法がよいと言われます。
時間・手間を惜しむなら、ティーカップにお湯を入れ、オイルを垂らして蒸気を吸引します。
スプレーにしておけば、車の運転中の眠気対策になります。
☆単 品
バジル、ペパーミント、ユーカリ、レモン、ローズマリー
☆ブレンド/バジル+レモン+ローズマリー(1:2:3)
ペパーミント+レモン+サイプレス(1:2:3)
マッサージ
サイプレスやフランキンセンスは、皮膚も活性化するのでマッサージに最適です。
ブレンドには是非プラスしてましょう。
シャンプーする要領で頭皮にもお使いいただけます。
☆単 品
ユーカリ、レモン、ローズマリー
☆ブレンド
レモン(2滴)+ローズマリー(3滴)+サイプレス(1滴
バジル(1滴)+ローズマリー(3滴)+フランキンセンス(2滴)
入浴
もうひとガンバリという時に、刺激性のオイルで入浴します。
柑橘系のオイルをプラスするのもいいでしょう。
時間が惜しい時には、ハンドバスもGoodですよ。
☆単 品
ユーカリー、ローズマリー
☆ブレンド
ユーカリ(4滴)+レモン(1滴)+サイプレス(1滴)
レモン(1滴)+ローズマリー(4滴)+ゼラニウム(1滴)
孤独感や寂しさに、さいなまれている時
☆ジャスミン ・・・憂うつな気分をなくし幸福感を与えます。
☆オレンジ ・・・憂うつ感をなくしてリフレッシュできます。
☆ゼラニウム ・・・精神のバランスを整えます。
☆ベルガモット ・・・自分に自信を持たせ心に活力を
☆ローズウッド ・・・気分を高揚させ元気にする。
落ち込んで憂鬱な時
☆オレンジ ・・・憂うつ感をなくしてリフレッシュ
☆ゼラニウム ・・・精神のバランスを整える
☆ネロリ ・・・憂うつな気分とストレスを和らげる
☆ベルガモット ・・・自分に自信を持たせ心に活力を与える
☆ローズ ・・・幸福感を呼び起こす
情緒不安定 心のバランスが取れない時
☆グレープフルーツ ・・・ストレスを和らげ心を落ち着かせる
☆ゼラニウム ・・・精神のバランスをとる
☆ベルガモット ・・・ストレスを和らげリフレッシュさせる
☆ラベンダー ・・・精神を安定させる
☆ローズウッド ・・・精神を安定させる
芳香浴
落ち込んだ気分になるとアレコレするのが面倒になりますね。
そんな時には、アロマライトのスイッチを入れるだけでOKです。
オイルも単品でよいのですが、思いきって少し贅沢にネロリやローズを使ってみましょう。
カサカサの心を潤して、幸福感で満たしてくれます。
ブレンドするなら、嫌なことを忘れさせてくれるラベンダーがいいでしょう。
☆単 品
オレンジ、ゼラニウム、ネロリ、ベルガモット、ローズ
☆ブレンド/オレンジ+ゼラニウム+ラベンダー(1:1:1)
ゼラニウム+ベルガモット+フランキンセンス(2:3:1)
マッサージ
気心のしれた友人とおしゃべりしながら、マッサージしあうのが効果的です。
自分でする時には、顔や首、腹部をさすりながら、憂鬱な気分を追い出しましょう。
☆単 品
ゼラニウム、ネロリ、ローズ
☆ブレンド
ゼラニウム(3滴)+ネロリ(2滴)+クラリセージ(1滴)
ゼラニウム(4滴)+ローズ(2滴)
入浴
ブルーな気分の時には、贅沢な花の香りで入浴を楽しみましょう。
とても優雅で幸せな気分にひたれます。柑橘系の香りをブレンドすれば、自然と気分転換できて、自信も取り戻せます。
☆単 品
ゼラニウム、ネロリ、ローズ
☆ブレンド
オレンジ(1滴)+ゼラニウム(1滴)+ネロリ(4滴)
ゼラニウム(4滴)+ベルガモット(2滴)+ローズ(2滴)
ときめきたい、ドキドキしたいとき
☆イランイラン ・・・官能的な気分になる
☆クラリセージ ・・・充実感と幸福感を与える
☆サンダルウッド ・・・心の奥深くまで穏やかにする
☆ジャスミン ・・・陶酔させ幸福感をかき立てる
☆ゼラニウム ・・・精神のバランスを整える
☆ネロリ ・・・情緒を豊かにし温和な感情で満たす
☆パチュリー ・・・性欲を刺激してセクシーな気分にさせる
☆ベルガモット ・・・自分に自信を持たせ心を元気にする
☆ローズ ・・・優雅な気分にして女性らしさを引き出す
☆ローズウッド ・・・精神のバランスを整え気分を高揚させる
芳香浴
アロマライト等の芳香器を使って、フローラルな香りに包まれれば、幸せな気分に浸れます。
また、コットンに含ませて、胸のポケットに忍ばせておいてもよいでしょう。
花のオイルは香りが強く、持続性があるので時間をかけて楽しめます。
☆単 品
ジャスミン、ローズ、ローズウッド
☆ブレンド
ローズ+グレープフルーツ(1:1)
ジャスミン+スイートオレンジ(1:3)
マッサージ
手や足、胸等をさすっているだけでも、からだが温まりよい気持ちになります。
女性らしさを引出すオイルで、内面からも美しくなりましょう。
☆単 品
イランイラン、ゼラニウム、ネロリ、ローズ
☆ブレンド(キャリアオイル30mlに対して、精油6滴が目安)
ローズ(2滴)+グレープフルーツ(2滴)+ラベンダー(2滴)
イランイラン(1滴)+ゼラニウム(2滴)+ベルガモット(3滴)
入浴
思い出のシーンや2人の将来等を描きながら、ゆったりと入浴しましょう。
ウッディ系や柑橘系の香りを使って、爽快感に浸るのもおすすめです。
☆単 品
イランイラン、クラリセージ、ベルガモット、ローズ
☆ブレンド(キャリアオイル30mlに対して、精油6滴が目安)
ローズ(2滴)+ローズウッド(3滴)
イランイラン(2滴)+ラベンダー(3滴)
情緒不安定 心のバランスが取れない時には
☆グレープフルーツ ・・・ストレスを和らげ心を落ち着かせる
☆ゼラニウム ・・・精神のバランスをとる
☆ベルガモット ・・・ストレスを和らげリフレッシュさせる
☆ラベンダー ・・・精神を安定させる
☆ローズウッド ・・・精神を安定させる
恋で悩んでいるときに
☆サンダルウッド ・・・心の奥深くまで穏やかにする
☆ゼラニウム ・・・心と身体のバランスを整え前向きにする
☆ネロリ ・・・情緒を豊かにし温和な感情で満たす
☆ベルガモット ・・・自分に自信を持たせ心を元気にする
☆ローズ ・・・優雅な気分にさせ女性らしさを引き出す
お互いの愛を深めたいときに
☆イランイラン ・・・官能的な気分になる
☆サンダルウッド ・・・性欲を刺激し気持ちを高揚させる
☆ジャスミン ・・・陶酔させ幸福感をかき立てる
☆パチュリー ・・・性欲を刺激しセクシーな気分にさせる
☆ローズ ・・・優雅な気分にして女性らしい感性を引き出す
エッセンシャルオイルの取り扱い方
原液は直接肌につけない
精油には植物の芳香成分が極めて高い濃度で含まれています。
原液をそのまま肌につけたり、希釈をしても充分でなかったりした場合には、肌を傷つけることがあります。
また、目に入らぬように十分注意しましょう。
飲まない
精油は飲んではいけません。
原液は勿論希釈した精油も飲まないようにしましょう。
病人への使用
精油には心身に影響を与える成分が含まれています。
医師による治療を要する病気を持っている方は、、あらかじめ医師に相談するなど使用に際しては慎重になることをお勧めします。
乳児への使用
乳児(1歳未満)に対しては、原則として使用は控えましょう。
使用するならば、ラベンダー、カモミール、ローマンのみにして、ボウルに精油1滴程度と濃度を低くしてシップに、又は、室内の芳香のみにしましょう。
幼児への使用
幼児1~7歳くらいに対して使用する際には、ラベンダー、カモミール、ローマン、ティートリーのみにして置きます。
ボウルに精油1滴程度と濃度を低くしてシップにします。
又は、室内の芳香や、トリートメント(キャリアオイル15mlに対して精油2滴程度)のみにしましょう。
高齢者・子供
高齢者や子供(7~14歳くらい)に使用する場合には、大人の半分の量を目安としてください。
妊婦
妊婦に対しては使えない精油があります。自己判断での使用は控え、アロマセラピーの専門家の指導の元に使用するようにしましょう。
日光に関して
光毒性と言って、紫外線にあたると皮膚に悪影響を及ぼす成分が含まれている精油があります。
オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ベルガモットなどの柑橘系の精油は、肌につけてから12時間は紫外線にあたらないようにしましょう。
アレルギー
安全とされている精油でも、念のため使用前にアレルギーテストをして、安全を確認してから使用しましょう。
アレルギーテストとは、精油を10倍に薄め、腕の内側につけて1時間くらい様子を見ます。
発赤等の異常がみられたら使用を中止します。
体調の異変
使用中に体調の異変や不快感が出たら使用を中止してください。
好みでない
一般的に有効とされている精油でも、自分で苦手と感じたら、使用しないで下さい。
使用期限
原則としてふたを開けてから1年です。
ただし、ベルガモットやレモン等、柑橘系の精油は酸化し易いため半年くらいで使い切りましょう。
サンダルウッド、パチュリー等の香木系は年を重ねるほどに質がよくなるものもあります。
保管方法
ペットや幼児がいたずらしない冷暗所に保管してください。
勿論、火気厳禁です。
アロマ症状別レシピ
目のショボショボにはラベンダーの温湿布
パソコンを長時間使うと目の負担が大きくなります。
目が疲れると 肩や首、また背中のこりを引き起こす原因にもなります。
ラベンダー温湿布の仕方
1)熱湯を入れた洗面器にラベンダー2滴を垂らします。
2)ラベンダーオイルをすくい取るようにタオルを浸し絞ります。
3)タオルを、目の上に載せます。また首や肩にも当てます。 とても簡単です。
お試し下さい。
簡単な肩こり解消法「ローズマリーの手浴」
1)洗面器にお湯を入れ、ローズマリーを2~3滴垂らします。
2)手首の上まで、両手を沈めます。 手を温めると、肩や首の血行もよくなります。
応急処置におすすめです。
洗面器の香りもよく吸い込んでください。気分もスッキリします。